2010年12月9日木曜日

嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん 7巻 感想

ストーリー
嘘つきさんが舞台から退場、嘘つきさんに代わって、『物騙り』を任命された私の名前は大江湯女。
私が紹介する、平和な町で起こった愉快な殺人事件。



身内4人で始めるはずだった推理ゲームに突如乱入する湯女。
参加賞である鶴岡さんの右腕を携え、参加者の代理として。
所変わってまーちゃんはまた監禁事件をおこしていたり。
と、要約はこんな感じです。


・・・「嘘つきさんに代わって」
やっぱり主人公しんじゃったのかな。
全く登場しないし、表記通り湯女がずっとしゃべってるし。
まあ、嘘なんですけどねw最後のほうはちゃんと嘘つきさん本人がご登場してくれてますが、騙されたのは確かです^^;
一瞬何が何だかわかりませんでした、みーくんが出てきたときは。
え、生きてるの?全巻で死んだだろと疑問が色々と出てきて思わず全巻の杉田の自供シーン見返してしまいました。
それで人が一人死んでるのは確実ということがわかり、でもまーちゃんは監禁事件起こして湯女にストーカーされてたので彼女ではない。
みーくんが生きてる・・・いやこれ脳内再生した湯女の妄想シーンじゃねとか色々考えて読み進めてくと、どうやら海老原さんがしんだっぽい・・・おい!
初登場キャラしんじゃったよ!
主人公達と何の絡みもないところで!!


あー、愛くん生きてて良かった゜゜(´□`。)°゜。
すごい期待してたけど、妄想オチとか普通に出してきそうで恐怖でした・・・だって、生きててめっちゃくちゃうれしいのに、嘘だけどなんて言われたら・・・
ほんと、どこからどこまでが嘘かわかりづらい作品だよ。
湯女のほうも口癖の練習してたから、てっきり妄想オチの伏線だと勘違い。。。
ふぅ、読者を飽きさせない展開に脱帽です。
最近のラノベはテンプレストーリーで、何を読んでも似たり寄ったりな作品が多くある中でこのみーまーは相当異色な作品だと、改めて認識しました。
主に読者を振り回すという意味で。
この意味が読者を置いてきぼりにする、というニュアンスを全く含んでいないのが面白い面白いw
強引、かつ難解であるにも関わらず読者を飽きさせない。
エンターテイメントとは斯くあるべし。
うん、今いいこと言った。


入間人間さん、いい作品つくるなぁ。


嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん〈7〉死後の影響は生前


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